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【四季報の見方】証券コード・会社名・特色・単独事業の解説

 

この記事では、四季報のAエリアの解説を詳しくしています。

 

A 証券コード

上場会社には4ケタの数字が割り当てられています。その4ケタのコードを【証券コード】と言います。

 

実はこの証券コードには一定の法則があり、上2ケタは【業種別】になっており、東証が定めた33業種を割り当てています。

 

「こんな感じで規則性が一応あるんだな」程度でいいので、覚えなくても大丈夫です。

 

自分が気になる銘柄の業種番号程度を覚えておいて、それを何回も繰り返していくうちに「2001」と聞いて、「20は食料品関係だったけ?」ぐらいになれます。

 

証券コード上2ケタの業種一覧

証券コード業種
1300 〜水産・農林業
1500 〜 1699鉱業
1700 〜 1999建設業
2000 〜 2999食料品
3000 〜 3599繊維製品
3700 〜 3999パルプ・紙
4000 〜 4999化学・医薬品
5000 〜石油・石炭製品
5100 〜ゴム製品
5200 〜 5399ガラス・土石製品
5400 〜 5699鉄鋼
5700 〜 5800非鉄金属
5900 〜金属製品
6000 〜 6499機械
6500 〜 6999電気機器
7000 〜 7499輸送用機器
7700 〜 7799機密機器
7800 〜 7999その他製品
8000 〜 8299卸売業
8300 〜 8599銀行・その他金融
8600 〜証券・先物取引業
8700 〜保険
8800 〜不動産
9000 〜陸運
9100 〜海運
9200 〜空運
9300 〜倉庫・運輸関連
9400 〜情報通信
9500 〜電気ガス
9600 〜 9999サービス業

 

01番は代表銘柄

01番は各業種の代表銘柄と言われていますが、結構バラバラだったりします。

  • 1801:大成建設 ← 建設業の代表銘柄
  • 2001:日本製粉 ← 食料品の代表銘柄
  • 2201:森永製菓 ← 食料品の代表銘柄
  • 4901:富士フィルムHD ← 化学・医薬品の代表銘柄
  • 6501:日立 ← 電気機器の代表銘柄
  • 7201:日産自動車 ← 輸送用機器の代表銘柄
  • 9101:日本郵船 ← 海運の代表銘柄

などなど、その業界の代表銘柄がいろいろとありますが、基本的には覚えなくて大丈夫です。

 

A【決算】

会社は1年間の事業の総まとめをしなければいけません。これを決算と言います。

 

そして、その決算の締めの月がいつなのかをここでは示しています。

 

「3月」とあれば、3月31日で決算締め。「12月」とあれば12月31日で決算締めとなっています。

 

どの決算月が一番多いか?

決算月の集計をしたところ、上場会社の約70%が3月決算を採用しており、12月決算が約10%となりました。

  • 1月・・・・1.3%
  • 2月・・・・5.6%
  • 3月・・・・69.0%
  • 4月・・・・0.9%
  • 5月・・・・1.9%
  • 6月・・・・2.7%
  • 7月・・・・0.8%
  • 8月・・・・1.6%
  • 9月・・・・3.8%
  • 10月・・・・1.1%
  • 11月・・・・1.3%
  • 12月・・・・9.8%

 

A【設立】【上場】

それぞれ「会社が設立された年月」、「会社が上場した年月」のことを指します。

特に難しいことはなく、「昔からある企業なんだなー」くらいに抑えておけば大丈夫です!

 

A【特色】

【特色】はその2行ほどの文章を読むことで会社の特徴・主要な事業・業界シェア・系列・企業グループなどがわかります。

「どんな会社なのか?」「どんなことを得意としているのか?」などを把握するために使いましょう。

 

【特色】で会社の最新情報が手に入れる?

【特色】では常に最新の会社の情報を伝えるために、毎回見直しをして更新してくれています。注目銘柄の過去の号を見てみるとその会社の変遷が見えてきたりします。

 

A【連結事業】【単独事業】※重要

この【連結事業】【単独事業】がAエリアでは重要な情報となります。直近の本決算のデータの部門別の売上高の構成比率を示しています。末尾にある<15.3>は2015年度3月の本決算のデータを参照していることを示しています。

 

どう読み解くのか?

ここでは例として「1812鹿島」を挙げて説明します。

 

 

まず確認していただきたいのが、【連結事業】内にある「土木16」「建築46」「開発5」「国内関係会社13」「海外関係会社20」の数字を全部足すと、100になります。

 

つまり、ここの数字はそれぞれの項目が売上高の何%を占めているかを知ることができます。

 

また、「土木16(▲6)」の( )内の数字は各項目の売上高利益率を示しています。

 

つまり、1812鹿島の売上高の比率は以下のようになります。

 

ここで着目したいのが、利益率がマイナスになっている事業は「稼げば稼ぐほど赤字を生み出す」状態であると示しています。

 

しかも、1812鹿島の場合、メインの事業となる土木・建築で利益率がマイナスという状態なので「本業がうまくいっていないのかな?」と考えることができます。

 

また過去の四季報を確認し、比較することでその会社の状況を丸裸にすることもできます。

 

利益率の比較で企業の力を見る

実は業種ごとに( )内の利益率を見ると、どんな仕事が利益率が高いのかを理解することが可能ですし、同じ業種でも比較することで面白いことがわかります。

 

例えば、

  • 7201日産自動車 自動車93(4)、販売金融7(24)
  • 7203トヨタ自動車 自動車92(9)、金融6(22)、他2(5)
  • 7267ホンダ 二輪14(10)、四輪77(3)、金融サービス6(24)、汎用パワープロダクツ他2(▲2)

 

この同業3社を比べてみると、日産とトヨタでは自動車の売上高比率は似ているのに利益率には大きな差が出ています。

 

なので自動車においてはトヨタが軍配が上がります。

 

一方で、ホンダは二輪車における利益率はいいけど、四輪車が若干低いとわかります。

 

このように売上高と利益率を確認することで、いろいろな企業の状態を理解することができます。

 

A【海外】【輸出】【貿易】

売上高のうち【海外】【輸出】【貿易】が何%なのかを示しています。(銀行の場合【資金】【資産】【融資】)

【海外】連結海外売上高比率、または地域別売上高の日本以外の売上比率、または建設業の海外工事比率。
【輸出】単独事業の場合の総販売実績に占める輸出の比率
【貿易】商社などの売り上げに占める輸出入・三国間取引の比率
(引用:会社四季報)

 

例えば先ほどの1812鹿島の場合、【海外】19 となっていますので、「売上高のうち19%が海外での売り上げをした」ということを示しています。

 

【海外】の比率が大きい会社の場合、為替などの影響を大きく受けるため、チェックしておくといいでしょう。

 

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