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チャートパターン窓開け・窓埋めとは?本当に埋まるのか検証してみた

 

チャートの窓

チャートを見ているとこのような隙間を見たことはありませんか?

 

このようなチャートに空いた隙間のことを「窓」と呼びます。

 

窓が開くのはなぜ?

窓が開く前日の終値が100円だったとして、その後取引時間外で買い注文が多く重なり、次の日の始値が随分と高い一から始まることによって窓は形成されます。

 

上方向に窓ができることをギャップアップ、下方向に窓ができることをギャップダウンともいいます。

 

空いた窓はいつか閉まる?

これは一般的に言われていることで、経験則でもあるのですが、空いた窓はいつか埋まるように株価が動きます。このように窓が閉められるのを窓埋めといいます。

 

ここで注意していただきたいのが、あくまでも「いつかは」閉まる「可能性がある」ということなので、すぐに閉まるわけでも、絶対に閉まるわけでもありません。

 

本当に窓埋めされるのか調べてみた

ここで気になったので、実際に窓埋めがされているのか確認してみました。7203トヨタ自動車の2016年の1年間のチャートを元に検証してみました。

 

1年間で30個の窓が見つかりましたが、29個で窓埋めされていました。

 

窓の下の日数に注目して欲しいのですが、これは窓埋めまでに要した日数を示しています。

 

よく見ると1日で埋めるパターンもあれば、10ヶ月かけて窓を埋めるパターンも存在しています。

 

ですので、キャッシュをロックされる可能性を考えると、「窓が空いたからエントリーだ!」と言った行動は気をつけたほうがいいでしょう。

 

しかし、株価がどこで一旦上げ止まるかを考えるときなどに、その価格帯で埋まっていない窓があると高い確率で埋めて止まる可能性があるので、知っておくといいでしょう。

 

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