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ドルコスト平均法の仕組み

 

2つの通貨の買い方

定期的に資金を追加していき投資をしていく「積立式投資」というのがあります。

 

積立式投資の中でも「定量購入法」「定額購入法」の2つの買い方があります。

 

 

今回この記事で説明する「ドルコスト平均法」は定額購入法と同じ買い方をしていく手法です。

 

ドルコスト平均法

ドルコスト平均法は「定期的に同じ金額ずつ購入する手法」のことを言います。

 

 

例えば毎月10万円分の通貨を購入する場合、

  • 1ドル=110円の時、10万÷110=909ドルを購入
  • 1ドル=100円の時、10万÷100=1000ドルを購入
  • 1ドル= 90円 の時、10万÷90=1111ドルを購入

このようにレートの動きによって買う通貨数が変化します。

 

レートが高い時は購入通貨数が少なくなり、レートが低い時は購入通貨数が多くなります。

 

 

このように定期的に買う時に定額で買うことで、お得なレートが低い時に多くの通貨を買うことができ、購入取得単価を下げることができるようになります。

 

ドルコスト平均法のメリット

ドルコスト平均法を使うことによって様々なメリットがあります。

メリット

  • レートが低い時に多く通貨を買うことができる
  • 平均取得単価を低くすることができる
  • 定期的に定額なので資金管理がしやすい

 

ドルコスト平均法 VS 定量購入法

ではここで、本当にドルコスト平均法が有利なのかどうかを実際のレートの動きから算出して比較してみましょう。

 

条件

  • ドルコスト平均法・・・毎月1日に1万円分を購入
  • 定量購入法・・・・・・毎月1日に95ドル分を購入

※最終的に総投資資金をほぼ同じにするために95ドルを買うようにした

 

以上の条件で、2000年1月〜2016年12月まで通貨を淡々と買っていき、最終的に2016年12月末にどうなっているかを算出すると・・・

 

 

最終的にドルコスト平均法の方が総取得通貨数が多くなり、平均取得単価が下がっています。

 

つまり、ドルコスト平均法で積立投資をした方が有利だったことがわかります。

 

いろいろな条件で比較してみた

ドル円の実際の値動きではドルコストに軍配が上がりましたが、他のチャートパターンでも有利なのかを検証してみました。

 

検証したパターンとしては

  1. ずっと上昇パターン
  2. ずっと下落パターン
  3. 一旦上昇して下落パターン
  4. 一旦下落して上昇パターン
  5. 上下を繰り返すパターン(ボックス相場)

の5パターンを検証してみました。

 

①ずっと上昇パターン

1ドル=100円から始まり、毎月1円ずつ上昇し、150円までずっと上昇し続ける場合を想定しました。

 

ドルコスト平均法は毎月1万円分を購入し、定量購入法は毎月80ドルを購入します。

 

 

結果はドルコスト平均法に軍配が上がりました。

 

②ずっと下落パターン

1ドル=100円から始まり、毎月1円ずつ下落し、50円までずっと下落し続ける場合を想定しました。

 

ドルコスト平均法は毎月1万円分を購入し、定量購入法は毎月133ドルを購入します。

 

 

結果はドルコスト平均法に軍配が上がりました

 

③一旦上昇して下落パターン

1ドル=100円から始まり、毎月1円ずつ上下し、130円で下落になり、最終的に110円で終わるとします。

 

ドルコスト平均法は毎月1万円分を購入し、定量購入法は毎月86ドルを購入します。

 

 

結果はドルコスト平均法に軍配が上がりました。ただ大きな違いがないことがわかります。

 

④一旦下落して上昇パターン

1ドル=100円から始まり、毎月1円ずつ上下し、70円で上昇になり、最終的に90円で終わるとします。

 

ドルコスト平均法は毎月1万円分を購入し、定量購入法は毎月120ドルを購入します。

 

 

結果はドルコスト平均法に軍配が上がりました

 

⑤上下を繰り返すパターン(ボックス相場)

1ドル=100円から始まり、毎月1円ずつ上下し、100円と90円の間を上下します。

 

ドルコスト平均法は毎月1万円分を購入し、定量購入法は毎月105ドルを購入します。

 

 

結果はドルコスト平均法に軍配が上がりました

 

このようにあらゆるパターンでドルコスト平均法に軍配が上がります。

 

積立投資をする上ではドルコスト平均法で運用することで平均取得単価を下げることができ、リスクを下げることにもなります。

 

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